「エンダースキーマ」(Hender Scheme)は2010年設立、東京浅草を拠点とする革製品のブランドです。
デザイナーの柏崎亮氏は靴職人としてキャリアをスタートし、ブランドのコレクション用シューズを手掛けた経験を生かし独立。浅草の職人によるヌメ革製品のブランド「エンダースキーマ」をスタートします。
なかでも名作スニーカーのデザインを革靴で再現、オーダーメイド職人の手で再構築するユニークな「オマージュライン」は国内外のファッションサイトでも話題を呼び、「バーニーズ・ニューヨーク」や英国ニューカッスルの「エンド」、メルボルンの「アップ・ゼア」などで取り扱う等、海外からも注目を集めています。
今作は2015-2016秋冬コレクションからコンフォートスニーカーの名作をイメージした新作「マニュアル・インダストリアル・プロダクツ 12」。
ランニングシューズ「ナイキ・エアプレスト」からインスパイアされたシルエットを革靴の製造手法で再構築したユニークなモデルです。
アッパーには染色していないタンニンなめしの革を使用。履き口周りには柔らかい鹿の革を使うことで快適性を高めています。
クッショニング材にはミッドソール部分にEVAを使用していますが、革靴なので靴底の総張替え修理可能。
どうしても経年劣化してしまうスニーカーに対し、履き込み年を重ねることで革の味わいが増す「靴を育てる」楽しさがあるというのが大きな魅力です。
via. www.uptherestore.com