カルフは1916年フィンランドのヘルシンキで生まれたスポーツブランド。
ブランド名「カルフ」(Karhu)はフィンランド東部の森に1500頭、生息すると言われる「ヒグマ」に由来します。
創設以来オリンピックにおける公式トラックシューズとしての地位を築き、1955年のホームゲーム「ヘルシンキ・オリンピック」ではチェコの陸上選手エミール・ザトペック他、計15名の選手がカルフのスパイクを着用し金メダルを獲得。
「ドイツのアディダス。フィンランドのカルフ」と、黄金期にはアディダスのライバルブランドとして競い合ったカルフが、1996年にリリースしたランニングシューズが「フュージョン」です。
エアデッキインソール、カーボンファイバー製プレート、2重構造ミッドソールなど、最新技術を搭載した高性能ランニングシューズ。
今作は名作「フュージョン」誕生20周年を控えてのアップデートモデル。
バージョン「2.0」の登場です。
ディレクションを担当したのはカルフのオリジナル・デザイナーであったソニー・オデイビッド氏(Soni O’David)。
20年前に彼自身がデザインを手掛けた「フュージョン」を再設計しています。
プロダクトの目玉はオリジナルのテイストを保ちつつ、大胆なアップデートが行なわれたこと。
デザインコンセプトは北フィンランドで人気のハイキングコース「サーナ山」です。
素材にはスエードや耐水性レザーが採用され、彩度を抑えたカラーリングで季節感を表現。
ライニングのカモフラージュ柄やミッドソールのスペックルド(斑点模様)などのディテールがアクセントに。
金属製のDリングやハイキングブーツ用のラウンドシューレースがアウトドア感を演出しています。
via. instagram.com/karhuofficial
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