コンフォート・シューズの名作「ナイキ・エア・プレスト」から新素材を採用したミッドカットモデルが登場です。
あなたの足にTシャツを
Nike Air Presto: Presto! Bill (2000)
Tシャツ感覚のスニーカー。“T-shirts for your feet.”(あなたの足にTシャツを)というコンセプトから生まれたナイキ・エア・プレストは2000年に登場。
大きな特徴はサイズ展開で、センチ、インチではなくTシャツ・サイズ「S, M, L」を採用(サイズ最小の「XXXS」は23.5-25cm、「M」は28-29cm、「XXL」は31-32cm)。
アッパーに「ダイナミック・ストレッチ・メッシュ」を採用した靴下のような形状は、現在のスニーカーの主流を15年以上も前に予言しています。
全13色リリースされたファースト・カラーのネーミングも個性的で、「家庭のトラブル」「凶暴なパンダ」「いかがわしい牛乳配達員」「邪悪な積雲」などどこか意味ありげです。
オリジナル広告(2000年)より
trouble at home(家庭のトラブル
rabid panda(凶暴なパンダ)
shady milkman(いかがわしい牛乳配達員)
unholy cumulus(邪悪な積雲)
それぞれの配色設定をフィーチャーしたCMでは、窓から外に放り出したテレビのびりびりや、牛乳に入れた謎の黄色い液体などのブラックユーモアが、新世代のハイテクスニーカーを演出しています。
当時のCMより
そんなエア・プレストがアッパーに新素材ウルトラ・フライニットを採用。ミッドカットモデルとしてアップデートに復活。
エア・プレスト・ウルトラ・フライニットの登場です。
ナイキ・エア・プレスト・ウルトラ・フライニット
nike.com ローンチ・カレンダーより
ナイキ エア プレストは2,000年に初登場し、これまでの概念にとらわれない広告、特徴的なサイズ展開、時代の先を行くソックスのような構造で名を馳せました。
以降15年の間に、プレストはパフォーマンスランニングシューズの枠を超え、定番スポーツスタイルの1つとなりました。
そして、初登場から16年目の今年、ナイキは新しい素材と技術を用いてこのアイコンを進化させました。それが、ナイキ エア プレスト ウルトラ フライニットです。
シューズの特徴であるぴったりとしたフィット感が、アッパーにフライニットを用いることでさらに向上しました。
フライニットは足入れ口では伸縮性、つま先とシュータンには通気性を、かかと部分とつま革(トゥキャップ)の下の部分にはサポートを提供します。
また、ナイキ エア プレスト フライニットでは、プレストフランチャイズとしては初のミッドカットの足入れ口を採用し、現代的な外観に仕上げました。
TPU ケージはフライニットアッパーが収まるように再設計し、地面との接触が多く磨耗しやすい部位にラバーを用いたウルトラ ツーリングが抜群の快適性と耐久性を実現します。
国内のナイキサイトではホワイト/ホワイトに加えにネオン系のオレンジ(ブライトマンゴー)のリリースを発表。
さらにUSナイキのニュースでは蛍光系のライトブルーと黄緑、ブルー、ブラックの配色が紹介されています。
via. www.nike.com