「僕のハートは批判を受け入れることができる。また、僕の意識は苦しいことにも耐えられる。けれど、僕の肉体は、もう潮時ということをわかっている」
右の負傷で今季絶望的とまで言われながらも奇跡の復活を遂げ、そしてまさかの引退を発表したNBAのロサンゼルス・レイカーズ所属のコービー・ブライアントですが、先日(12月22日)のレイカーズ対ナゲッツ戦では今季タイとなる31得点を記録。
コービーを軸とした後半からの逆転的はすばらしく、スーパースターの存在感を見せつけた試合となりました。
素晴らしいロングシュートの見どころもあり、アシストもユニーク。バスケットゴール、ボード裏側からショット(1:50あたり)や、107点目の「そこ自分から行くか」的なショット(11:40から)など、大いに見どころを作り観客を魅了しました。
前半終了までに最大で21点差(43-64)をつけられたレイカーズだったが、ブライアントを中心に後半から猛攻を開始。第3クォーター終盤までに逆転に成功すると、第4Qにはブライアントが11得点を記録してオフェンスを引っ張り、連敗を2で止めた。
試合直後、対戦相手ウィル・バートンなど、チームメイト同様にコービーのもとに集まり敬意を表するナゲッツの選手たちが印象的。すでにカウントダウンが始まっているのだ、ということなのでしょう。
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ナイキ・コービー 11 アキレス・ヒール
コービー・ブライアントとスポンサー契約を結ぶナイキは、まるで引退宣言に合わせたかようなタイミングでシグネチャーシリーズの新モデルを発表。
バスケットボールシューズ「コービー・エリート」の11thモデルが登場です。
デザインを手掛けたのはエリートシリーズを手掛けるデザイナー「エリック・エイバー」によるもの。
「ナイキ・フライニット」「ルナロン・ソール」「ズーム・ユニット」など10thローカットモデルからパーツを構成する基本仕様を受け継ぎそれぞれをブラッシュアップしています。
止まらない革新 KOBE XI ELITE:軽量で強力なサポート/あらゆる方向へ敏捷な動き/高反発のクッショニング
この深い赤と黒のシューズでは、ギリシャ神話のヒーロー、アキレスへの敬意と、コービー自身のキャリアの軌跡を表現しています。
かかと以外は不死身の体を持つことで知られるアキレスは、トロイア戦争中に、この唯一の弱点を射られて命を落とします。英語で「アキレスヒール」と言うと、「弱点」を意味するのはそのためです。
名門レイカーズを率いるスター選手としてのコービーと、大きな怪我に苦しみ克服する姿をギリシャ神話の英雄のイメージに重ね、かかと部分に2種類のグラフィックで表現。
右のかかとには「ヒーロー」を表現するグラフィックを。左のヒール部分にある4本の線は2013年に受けたアキレス腱の手術を表現しています。
コービー・ブライアント現役時代最後のシグネチャーモデルともいわれる「コービー 11」。
カスタマイズは1月10日から「NIKEiD」で受付開始です。
via. www.nike.com