アディダス・オリジナルスから1980sランニングシューズの名作
「ニューヨーク」が待望の復刻です。
アディダス・ニューヨークは1980年代初頭に登場したアスリートモデル。
マラソン等のコンペティション(競技)シューズとして、
また、そのトレーニング向けに開発されたランニングシューズです。
今作は、アディダスのクリエイティブ・コンサルタントである
ゲイリー・アスプディン氏を中心としたスペシャル企画。
プロジェクトチームが南米で入手した
オリジナル・ビンテージを元に再現した復刻モデルです。
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「アディダス・ニューヨーク」企画の経緯
ゲイリー・アスプディン(Gary Aspden)氏は「スーパースター35周年アニバーサリーライン」や「FAC51-Y3」「Kazuki for Originals by Originals」など数々のコラボプロジェクトを立ち上げたアディダスのブランドエキスパートです。
プロジェクトのスタートは
彼に送られてきた友人のメールの
添付画像から始まります。
via. adidas Originals x SPEZIALSole Searching in South America
- 2014年ゲイリー氏の友人から数枚の「写メ」が送られてきた。
- 写真はアルゼンチン旅行中に偶然見つけたという、ブエノスアイレスの古いスポーツショップ。
- そこには床から天井まで積まれたビンテージ・アディダスの箱の山。
- すぐにアルゼンチン行き決定。
ツアー参加メンバーは
- ロンドン在住のアディダス・コレクター、ロバート・ブルックス氏
- イギリスのロックバンド「ストーン・ローゼズ」のフロントマン(で、アディダスのコレクター)イアン・ブラウン氏
- アディダスのマイク・チェトクティ氏
映像作家グレッグ・ボンド氏と写真家ニール・ベッドフォード氏も同行しその旅行はドキュメントプロモーションとして公開されています。
ブエノスアイレスの郊外にある小さなアディダス・ストア。
カルロス・ルイス氏は34年前からショップを経営。
1980年代当時アルゼンチン国内でのアディダスは「Gatic社」と呼ばれる会社によってライセンス生産されており、一行はGatic社製のアディダス・シューズやジャージをゲット。
その中に未使用の「ニューヨーク」を発見。
珍しいアルゼンチン・ブルーであったことから
「ヨーロッパ仕様のシルエットに、アルゼンチンの青を落とし込む」
というアイディアが生まれ、今回復刻モデルとして選ばれたということです。
アディダス・オリジナルス “ニューヨーク SPZL” パック
アッパーにはナイロン素材とスエードを採用。
厚めのミッドソールには1984年に登場した(おもにヨーロッパを中心に流通した)後期バージョンの特徴でもある、網の目状のクッショニング「Web」が再現されています。
リリースモデルは2タイプ。
ひとつはオリジナル・ファーストカラー「グレー」を配した復刻モデル。
もうひとつはヴィンテージ・アディダス愛好家の聖地。
ブエノスアイレスのアディダス・ストアに敬意を表し、店主カルロス・ルイス氏の名前を冠したシグネチャーモデルです。
カラーはアルゼンチンの国旗の配色「ブルー/ホワイト」。
シュータンにはカルロス氏の肖像画がプリントされています。
via. adidas.com
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