アディダスから新しいスニーカーリリースのニュース。
「NMD」(エヌ・エム・ディー)の登場です。
「カラーブロック」をフィーチャー。 レトロ・フューチャーな「NMD」誕生。
テクニカルランニングスニーカーは、
ライフスタイルスニーカーへと昇華。
アイコニックなカラーブロックをベースに、
シェイプ、アングル、そして素材の
大胆なコンビネーションによって「NMD」が生まれた。
ランニングやウォーキングやジムなどの
アスリートギアではなく、
ハイテク技術をストリートウエアとしてのスニーカーに採用した新作モデル。
まず目を引くのはミッドソール・サイドから飛び出した
赤と青の四角いパーツではないでしょうか。
「レゴ」のようなブロックパーツ。
アディダスでは「アイコニックなカラーブロック」と説明していますが
1980年代に登場したアディダス・ランニングシューズの特徴的なディテールです。
1985年ドイツ語圏向けのアディダスカタログより。
表紙では当時の新作ランニングシューズ「ファイヤー」(Fire)をフィーチャーしています。
「ファイヤー」は「マイクロペーサー」や「ライジングスター」の兄弟モデルといった位置づけで登場。特徴的な赤と青のパーツは、ミッドソールにセッティングしたり外したりすることでクッショニングを調節するためのカスタム機能です。
「NMD」はこの機能をフォルムのデザインとしてサンプリングし、大胆にデフォルメ。
製品の顔とすることで新人スニーカーのキャラクターを際立たせています。
NMD = NOMAD(遊牧民)というコンセプト。
2015年 NMD 都市冒険
マイクロペーサー、ライジングスター、
そしてボストンスーパーといった
アディダスで最もセレブレイトされてきたプロダクトの
アイコンとなるパーツを分解し、比類なき2016年のエンジニアリングによってそれらを融合。
NMDのデザインは、各時代の最先端を象徴する
アディダススタイルを継承しつつ、
アーカイブ的な要素に現代的な解釈が加えられている。
ファッションサイト「WWD」のインタビューでアディダス・オリジナルの副社長でグローバルデザインを担当するニック・ゴールウェイ氏は新作「NMD」についてこう語っています。
1980年代スニーカーはスポーツのためにデザインされていました。
しかしあれから私たちの生活は変わりました。私たちはどこへでも旅行に行けますし、ノマド(遊牧民)のようにそこで生活することもできます。
古典を愛する人たちの多くは革新も求めています。
膨大なアディダスのアーカイブデザインを使用していますが、
同時に将来の世代につながっていくプロダクトの製作はとても興味深い体験でした。
「都市を行き来する旅行」と「ノマドのような生活」というヒント。
「NMD」という製品名は「NOMAD」の略語でしょう。
素材を重ねることで構築していた1980年代のスニーカーとは全く違い、一切のレイヤーを排除したアッパーにはハイテクニット「プライムニット」を使用。
アウトソールにはアディダスの新しいクッショニング素材。泡状の集合体「ブーストフォーム」を使用。
「パレス・プロ・ブースト」などにも採用された最先端技術です。
adidasの誇るBOOST™テクノロジーによって昇華された
ミッドソールは耐久性に優れ、クッション性と反発性を両立。
さらにアッパーには、唯一無二の柔軟性・安定性・強度を誇る
adidasの最先端素材プライムニットが採用されている。
「アディダス・オンライン」「ミタスニーカーズ」「アンディフィーテッド」「アトモス」など限定店舗のみでのリリース。
足数限定で世界一斉発売。
国内では12月12日0時0分より販売スタートです。
via. adidas.com