エアジョーダンXXX(Air Jordan XXX)

Air Jordan XXX

30足目のエアジョーダン。

今年1月よりプロモーションが展開されたマイケル・ジョーダンのシグネチャー最新モデル。

エアジョーダンXXXが登場です。

nike.comは、エアジョーダンXXXのプロダクトデザインはジョーダン・ブランドのレジェンドデザイナー、ティンカー・ハットフィールド氏によるもの、さらに同クリエイティブディレクター、マーク・スミス氏によるものと発表。

両氏はトークショーやyoutubeなどメディアに出演し、この歴史的な新作モデルをプロモーションしています。

コンプレックス・マガジン等に執筆するスニーカー系のファッション・ライター、ジャック・スレイド氏が運営するyoutubeチャンネルの更新ツイートより。

インタビューに答えるティンカー・ハットフィールド氏(左)とマーク・スミス氏(右)。

エアジョーダンXXXができるまで。

またナイキの公式ではエアジョーダン30thリリースのきっかけをこう記しています。

そのデザインプロセスの始まりには、あまり知られていないある日の重要な出来事が関係しています。それは、2015年2月の厳寒の週末、ジョーダンの誕生日前に開催されたディナーパーティーです。

ジョーダンはそこで彼の長年にわたるデザインコラボレーター、ティンカー・ハットフィールドに、シューズブランドの記念となるシューズのデザインを依頼したのです。

「翌朝にはシューズの絵を描いていました。」とハットフィールドは思い返します。「大変なことになったと思いました。時間がなかったのです。そして、ただシューズをスケッチするだけでは足りないと思いました。

そこで、スラムダンクコンテストの、マイケルのあの写真をもらい、それを基にシューズを描き始めたのです。」

AIR JORDAN XXX:nike.com ニュースリリースより

1988 NBA Slam Dunk Contest

1988年スラムダンク・コンテストのマイケル・ジョーダン。写真家ウォルター・アイオス氏による、人気スポーツ雑誌「スポーツ・イラストレイテッド」のために撮影された奇跡の一枚です。ジョーダン氏はこの大会優勝し連覇を達成しています。

デザイナー、ティンカー・ハットフィールド氏はこの歴史的一瞬からのインスピレーションでデザインを開始。(ちなみにジョーダン氏が着用しているシューズはハットフィールド氏が初めて手掛けたエアジョーダン3rdモデル。)

バスケットゴールのリングネットの形を「30作目」を表すローマ数字「XXX」のアイコンとして表現。

ジョーダン氏の持つボールは「地球」に見立て、神がかった彼のプレーと宇宙のイメージを重ねています。

Michael Jordan

デザイナー、ティンカー・ハットフィールド氏によるマイケル・ジョーダン + 宇宙のイメージ。

Michael Jordan

マイケル・ジョーダン + 宇宙のイメージをフィーチャーしたエアジョーダンXXXのプロモーションビデオ。

デザイン画 + 試作品

Air Jordan XXX

ティンカー・ハットフィールド氏によるエアジョーダンXXXのオリジナル・スケッチ。
素材の指示として、履き口部分は「伸縮性素材」(stretch)、アッパー部分は「編み込み生地」(woven)、甲部分は「編み込み系ではない新しい冷感素材」(non woven coolest new material)など細かく指定されています。

ミッドソールは前回と同様のもの(same midsole)、アウトソールは新しいもの(new outsole)と書かれています。

Air Jordan XXX

ずらりと並んだエアジョーダンXXXの試作品とデザイナー、ティンカー・ハットフィールド氏。

Air Jordan XXX

誕生。Air Jordan XXX

Air Jordan XXX

nike.com ニュースリリースより

「エア ジョーダン 30」の歴史が正確にいつ始まったのかには諸説があります。

「エアの象徴」、マイケル・ジョーダンの誕生日である1963年2月17日や、彼がNikeと契約を交わした1984年10月24日。または、最初のシグネチャーシューズが発売された1985年4月1日や、ジョーダンがシカゴで「エア ジョーダン 3」を初めて着用し、空中に浮き上がるシュートを見せた1988年2月6日などが挙げられます。

試合の勝利を決めるシュートから個人的な活躍やタイトル獲得まで、数々の瞬間の積み重ねが、ジョーダンの伝説を形成してきました。しかし、ひとつずつの功績を別々に見ることは、木を見て森を見ないようなものです。

「エア ジョーダン 30」は、プレーヤーそしてデザインコラボレーターとしてのジョーダンの進化の積み重ねを、ユニークな形で表現しています。

AIR JORDAN XXX:nike.com

アシンメトリーなトップライン。アッパー素材にはフライニット、ジャガードを採用し、シリーズ初となるニット素材の「襟」パーツが特徴的。

Air Jordan XXX

3Dな「XXX」グラフィックはヒール部分を包み込みます。ミッドソールにはヘリンボーン状の繊細なエンボス加工が。アウトソールに続くグラフィックパターンで、アルファベットの羅列や、デジタルなエレファント柄を連想させます。

爪先部分に施された「ジャンプマン・ロゴ」は新しい印刷技術をフィーチャー。ハットフィールド氏との共同デザイナー、マーク・スミス氏によるもの。

Air Jordan XXX

「ドット」による印刷は、耐久性と通気性を両立する新技術ということで、前出のデザイン画の指定どおり、アッパー部分と爪先部分は2種類の異なる生地が採用されています。

ミッドソールの「小窓」にはユニバースでコスモスなプリントが。

Air Jordan XXX

Air Jordan XXX

Air Jordan XXX

Air Jordan XXX

シュータンに配された丸いアイコンは、地球のイメージと同時に、1988年のスラムダンク・コンテストでジョーダン氏が優勝を決めた時のボールをイメージしています。

Air Jordan XXX

AJXXX フィーチャリング・ラッセル・ウェストブルック

プロモーションのアイコンとして、オクラホマシティ・サンダーのポイント・ガード、ラッセル・ウェストブルックをフィーチャー。ジョーダンブランドの新作に華を添えています。

Air Jordan XXX

Air Jordan XXX

via. www.nike.com

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