オールラウンドのトレーニングシューズとして開発された「ローマ」。
その名前は1960年に開催されたローマオリンピックに由来します。
オリンピックイヤーの直前にアスリート向けモデルとして誕生するも、後にストリートアイテムとして再評価。
その洗練されたフォルムと配色は、特にリバプールやマンチェスターなどのサッカーサポーター達から「テラスの靴」として愛され続けるロングセラースニーカーです。
今作は「都市シリーズ2019年バージョン」のシリーズモデルとして、1970年代中期頃の「ローマ」をベースにオリジナルカラーで再現。
ブルーストライプでの復活は意外にも8年ぶりのリリースです。
アディダス ローマ [シティーシリーズ 2019]
スコットランドの人気セレクトショップ「ハノン」のリリース記事から。
First Look- adidas Rom – Hanon
都市シリーズ2019年版が華々しくスタートし、絶妙なタイミングで復活を遂げた「ブリュッセル」。
その第2弾としてアディダスは「ローマ」の再発モデルをリリース。
(「Rome」としても知られる)Rom(ローマ)は、創業間もない頃からアディダスのリストにはなんらかの形で存在していました。
しかし、比喩的な意味合いで「地図にローマの名前が載った」のは、70年代のリバイバルヒットがきっかけです。
1970年代にトレーニングシューズとして発売されていた「ローマ」には、EVAラバー製のソールユニットを採用。分厚いガムソールのグリップ部には波型の溝が刻まれています。
アッパーは当時のアディダスの典型的なスタイルで、レザーアッパーには線対称なカラーストライプとスエードのオーバーレイを追加。金箔のロゴがシューズ名を誇らしげに示しています。
2019年版のローマがオリジナルの様式に遠く離れないように、履き口周りには高品質なレザーライニングを採用。
再現性を高めるために、ビンテージスタイルの「タン」にはディンプル加工が施されています。
シティシリーズ2019年版の価値ある追加モデル。
「チーム・ズィスー」のシグネチャーシューズに今も憧れている方には理想的な一足です。
関連記事:映画[ライフ・アクアティック]のスニーカーが復活。アディダス・ローマ[ズィスー・エディション]
ライニングにプリントされた文字は「都市シリーズ2019」の意味。
「MMXIX」の記号はローマ数字の「2019」です。
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