コンセプトは禅や瞑想の世界観からのインスパイア。モデル名は「老師」からの引用というユニークなコンフォート系ウォーキングシューズ「ナイキ・ローシ・ワン」。
今作は抽象的なボタニカル・プリントを施したシーズンモデルの登場です。
一見モノトーンのタイダイ染めに見えるアッパー。実はリアルな「桜」の写真がシンメトリーにプリントされています。
「桜」プリントを(色を使わず)モノクロで、という発想は水墨画や古い日本映画へのオマージュでしょうか。
かかと部分にはかろうじて花びらのカタチが確認できますが、爪先の方に行くにしたがってピントの合っていない木漏れ日と影がアッパーを覆い独特な世界観を作っています。
日本でのトラディショナルな桜の季節は4月と5月。
ローシ・ワン を履いて一足早いお花見。
人気ファッションサイト「ハイスノビエティ」での「ローシ・ワン・チェリー・ブラッサム」掲載ページより。
また、人気スニーカーサイト「sneakernews.com」では、日本で最も早いシーズンを迎える沖縄の桜を紹介しています。
*資料:2016年 桜めぐりの旅:沖縄観光 たびカタログより
本土ではまだ冬のこの季節、沖縄では1月から2月にかけ桜のシーズンを迎える。沖縄の桜は、本土の品種とは異なり、緋寒桜(ヒカンザクラ)と呼ばれ、梅や桃のような濃いピンク色の花をうつむきがちに咲かせるのが特徴。
「ナイキ・ローシ・ワン “チェリー・ブラッサム”」はイギリスやドイツ、フランスなどヨーロッパを中心に販売開始。国内での販売は未定です。
via. www.nike.com / www.thegoodwillout.de
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