ズームエア搭載のランニングシューズとして
1997年に登場した隠れた名作「エア・タラリア」。
鮮やかなオリジナルカラーによる復刻登場です。
ナイキ・エア・ズーム・タラリア 新作・新色コレクション(amazon)
「空飛ぶ金の靴」エア・タラリア
「エア・タラリア」はズームエア・システム誕生の2年後、1997年にリリースされたランニング・シューズ。
長距離用のレース、またそのトレーニング向けに開発されたモデルで、デザイナーはエアジョーダン・シリーズでおなじみのティンカー・ハットフィールド。
クッショニングのためのビジブル(裏から見える)仕様のズームエアや、屈曲性を高めるためアウトソールに施されたフレックス・グルーブ(溝の部分)などの先鋭的な技術に加え
衝撃を吸収し安定性を保ちながらも、前に進む様に設計されたデザインは現在のランニングシューズの主流となっています。
「エア・タラリア」オリジナルモデル(1997)
リリース当時の雑誌広告(1997)。「なぜ履くかって?」というキャッチコピーに「ソフトで通気性のいい素材を使ってるから」「フルレングスのズームエアクッションが使っているから」と答えています。
デザインのモチーフ、ネーミングの由来はギリシャ神話に登場する黄金の翼サンダル「タラリア」から。
タラリア
翼のある黄金製のサンダル。ギリシア神話に登場する伝令の神ヘルメスのシンボルとして知られています。
(炎と鍛冶の神)ヘーパイストスによって作られたとされ、このサンダルを履くと、どんな鳥よりも速く空を飛ぶことができたということです。
2016年バージョン詳細
1997年登場のオリジナルカラーをフィーチャー。「電気」のイメージから「ボルトカラー」と呼ばれるネオン・イエローを再現しています。
軽量化と通気性のために、アッパーには合成スエードとメッシュ素材を、アウトソールにはファイロン素材を採用しています。
アウトソールは透明でズームエア・ユニットを搭載しているのが見えます。その上に並べられたワッフル・ソールがグリップ力を発揮。
レトロなデザインを尊重しながら自然な履き心地を追求。フレックス・グルーブ(溝の部分)は、現代的な調整が行なわれています。
かかと部分「タラリア」と書かれたパーツ面は暗がりでもめだつリフレクティブ(再帰反射)素材になっています。
ナイキラボ・エア・ズーム・タラリア
nike.comより
オリジナルを継承する速さ
ナイキラボ エア ズーム タラリア メンズシューズは、ティンカー・ハットフィールドの1997年の画期的なデザインを採用し、日常スタイルにアレンジ。ランナーの視点から生まれた高反発のクッショニングが、抜群に快適な履き心地を提供。アイコンを称えたスタイルも印象的です。
アップデート・カラーも同時リリース
シンプルな「ブラック&ホワイト」と「ブルー&ホワイト」を配したアップデートモデルも同時にリリースです。
via. www.nike.com
ナイキ・エア・ズーム・タラリア 新作・新色コレクション(amazon)